暑くても冷たい飲み物・食べ物の取り過ぎにはご注意を

2020年9月に入り暑さも少し落ち着いてきましたが、まだまだ日中は気温が高いです。冷たい飲み物や食べ物をつい欲してしまう状況ですが、取り過ぎは身体を冷やしてしまうので注意が必要です。現在もコロナウイルス感染が増え続けており、有効な治療法はいまだ見つかっておりません。世界中で猛威を振るうウイルス感染から身を守るには今の所自己免疫に頼るしかありません。しかし、冷たい飲み物や食べ物は身体を冷やし免疫力を弱くしてしまうのであまり良くありません。

 

 

1.体温と免疫力

一般的に免疫力は体温が高いとしっかりと働いていると言われています。体温が35℃台よりも36℃台の方が免疫力は高いとされています。

 

 

低い体温だと免疫が落ちる

体温が低いと免疫が働ける最適温度では無いので働きが鈍くなってしまいます。

つまり、気温が高いからと言って「冷房を強める・冷たい物を摂る・冷たいシャワーを浴びる」など身体を冷やし続ける行為は体温を低下させ免疫力にとって良くない環境を作り出してしまいます。

 

 

体温を作り出す血液

身体の体温は心臓で温められた暖かい血液が全身を巡ることで隅々にまで運ばれます。

この血液の血流による体温は「身体の深部に冷たい物を入れる・血液循環が悪くなる」ことで低下してしまいます。

つまり、免疫力を高く保つには血液循環を良くして、冷たい物を摂りすぎないことが重要なのです。

 

 

 

2.体温を高く保つ

体温計で日々計る平均体温が36℃を下回っている場合、体温が引くく高い免疫が期待できません。この場合はしっかりと体温を高く保つために「生活習慣の改善」と「血液循環の改善」が必要不可欠です。

 

 

生活(食)習慣の改善

体温と深い関りを持つのが食生活です。

身体を冷やす食べ物「生野菜・冷たい食べ物・冷たい飲み物」をよく食べる習慣にある方は身体を冷やしやすい環境にあります。

生活習慣の改善で体温を高めるには身体を温める「香辛料(カプサイシン・ショウガ)・暖かい食べ物・暖かい飲み物・暖かい入浴」などを行うと体温は高くなりやすいです。

日々に積み重ねが大切なので常に身体を温めることを意識して行動してみましょう。

 

 

血液循環の改善

血液の流れは「赤血球の状態・血しょうの状態」で決まります。

赤血球が硬く柔軟でないと末端の細い血管で詰まりやすく血液循環を滞らせてしまいます。

また赤血球を流すまわりの血しょうにコレステロールなどドロドロした物が多ければ、やはり流れは悪くなってしまいます。

赤血球の状態はクロロフィルを多く含むお野菜を食べると良くなる傾向にあり、ドロドロにはオメガ3や玉ねぎなどが貢献度が高いとされています。

 

 

 

3.暑い季節でも身体に良いことを

暑くても身体を冷やし過ぎない生活習慣がウイルスからあなたの身体を守ってくれます。夏でも暖かい食生活生活習慣を送る事がとても大切です。

 

 

暖かい食生活

 

  • 暖かい食べ物を食べる
    冷たくない食べ物を食べるという意識と行動で身体の温度は随分と違う物になるでしょう。

 

  • 身体を温める食材を食べる
    血液循環を助けてくれるクロロフィルなどを含むお野菜や直接身体を温めてくれるショウガなどを上手に食べられる食事メニューにしましょう。上手に取り入れることで身体の体温は高くなり、睡眠にも良い影響を与えます。

 

 

暖かい生活習慣

 

  • 入浴時はお湯につかる
    暑い季節なのでシャワーで素早くという気持ちは分かります。しかし、暑くても暖かいお湯に少しでも使って新陳代謝を高めることが大切です。

 

  • 冷房の温度は下げ過ぎない
    ついつい温度を下げたくなる冷房ですが、冷たい風を身体に浴び続けるとやはり身体を冷やしてしまいます。快適な温度よりも1~2℃室温をあげるととても良いです。

 

  • 寝る時は冷房のタイマーを
    暑くて眠れないといけないので快適な睡眠導入のために寝る時の冷房は必要です。しかし、1時間後にオフになるようにタイマー設定を行い必要以上に身体を冷やし過ぎないようにしましょう。

 

 

今回の健康コラムは以上となります。また次回お客様の参考になる健康情報をお伝えさせて頂きます。

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